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現在、白内障手術では、3種類の眼内レンズ素材が使用されております。
1)PMMA(特殊ガラス)、2)シリコン、3)アクリル

1)は白内障手術で眼内レンズが使用され始めた初期から使用されている素材で、眼内での安全性、光学特性に特に欠点はありませんが、硬い為に折り曲げることができず、 小さな切開創から眼内に挿入することができません。
2)は折り曲げることが可能ですが、白内障術後に後発白内障(白内障手術時には水晶体の外側の薄い膜を残しますが、それが数ヶ月から数年の内に混濁し視力低下と起こす状態)を発症する頻度が1)、 3)と比較して高頻度になるとの研究報告があり、あまり好ましいレンズとは考えられておりません。また、シリコン眼内レンズが挿入された患者様の後発白内障を治療する場合は特殊なレーザーを用いて濁りを切開しますが、レーザーによりシリコンレンズに大きな傷が濁りとなって残ってしまうことがあります。
3)は眼内での安全性に優れ、折り曲げることも可能な小切開白内障手術を可能にする優れた素材です。ほとんどの白内障手術の専門家はアクリル眼内レンズが現在のところは最良の眼内レンズであると考えています。 |